元杏林大学教授 中竹俊彦 様
リモナイトを知ったきっかけは友人からの紹介でした。小学生の頃は阿蘇の方で赤土が出ているところに動物が寄って舐めているというのは聞いたことがあり、疑問を感じていました。また、当時はインコを飼っており塩土をあげていました。塩土の成分には赤土が入っており、今となってはリモナイトの原型だったと感じております。
インコも豚や牛や人も同じで生物の生命維持には鉄が重要で鉄が主成分であるヘモグロビンが全身に酸素を運搬し、細胞は酸素を消費しミトコンドリアでエネルギー(ATP)を合成しています。
血液センターに来る女性の4割ほどは鉄不足診断であり、鉄不足はお腹の中の子どもにも影響があることから、女性の妊娠や生理を通して性教育学や血液学の観点からも鉄の重要性を広く知ってほしいです。
そしてリモナイトの可能性として、リモナイトの主成分である豊富な鉄をどういう風に利用していくか、今後も楽しみです。